いまの家に引っ越してすでに9年。引っ越したときからずっと共に生活をしてきた幸福の木。これが恐ろしく成長し、もうジャングルのように生い茂ってました。
花も二回咲きました。観葉植物は、室内で人と共にする時間が長いため、大切に育ててると、人生の転機に花が咲くと言われてますが、実際、私も一回目の直後に失恋し、大きな転機を迎えました。その先にある幸せを願ってくれてたのかな。二回目に咲いたのは二ヶ月前。とてもうれしかったです。とてもいい香りで、癒やされます!今度は何が起こるのでしょうか。
さて、そんな幸福の木ですが、もう壁際でなければ、自立さえできないほど伸びていますので、さすがにこのまま放っておくのも危険。そこで、植え替えることにしました。植え替えは、5月〜6月がいいとされてますので、まさに今。
しかし、ネットで検索してみても、専門用語ばかりでよくわかりません。挿し木?取り木?茎伏せ?管挿し?なんのこっちゃ?わかるかーそんなもん!!
私のしたいのは、単に身長を下げたいだけ。これ以上増えても置き場所に困るので、増やしたいわけじゃないんです。いったいどうすれば。。。
というわけで、園芸店に行って、詳しく聞いてきました。そして実行。
買ったきたものは、水苔、植木鉢、植木鉢の皿、植え替え用の土、そして、傷口殺菌剤。用意するものは、スコップ、茎を切る枝きりばさみ。
ネット上の情報で決定的に分からなかったのは、三つの情報が混乱してたこと。実際にやってみて初めてわかりました。
a. 葉のついてる茎の処理
b. 親株の処理
c. その途中の茎の処理
この三つが混乱してたので分からなかったんですね。それぞれを分解して考えると、難しくはなかったです。
1. まずは買ってきた水苔をバケツに入れ、ぬるま湯で戻します。
2. 親株からにょきっと茎が出てるわけですが、この茎が恐ろしく成長し、長くなってたわけです。
この伸びた茎を、ばっさり切り落とします。
葉のついてる部分から30センチ下を切ります。親株から生えてる茎はたくさんありました(3つの親株から8本)。すべて切ってしまわずに、そのうち身長が低めの3本だけ親株に残しておき、あとは切ってしまいました。
ここで、親株は放置しておいて、a. 葉のついた茎の処理に取りかかります。
3. 葉を大幅に切り落とします。先が枯れてる葉はもちろん、下の方から躊躇せずに葉を落としていき、最初の三分の一くらいまで切っていきます。というか、上の方の新芽だけを残し、あとは切って落とすくらいの勢いです。葉を落とすと、茎の部分が長くなりますが、葉から下30センチを目安に短くします。
4. 戻しておいた水苔を軽く絞り、植木鉢の底に敷きます。切った茎の切り口に水苔を巻いて強く固め、植木鉢へIN。植木鉢には1〜2本の茎を入れ、周りをさらに水苔で固め、茎が傾かないように上から押し固めます。
これで葉のついた茎の処理は完了。植木鉢3個分になりました。これは日の当たらないところに保管し、根が生えてきたら、後日、土に植え替えるそうです。1〜2ヶ月で根は生えてくるそう。それまで、水やりは最小限にとどめ、肥料もやってはいけない、とのことです。
きれいな鉢植えに見えますが、まだ仮です。
つぎに、b. 親株の処理です。ついでに植え替えます。
5. 植木鉢から引っこ抜きます。植木鉢を横に向け、株を上下に揺らしながら抜きます。なかなか抜けず、たいへんでした・・・。おそろしく根をはってましたから・・・
6. 根をほぐします。といっても、強力な根っこは完全に植木鉢の形で固まってしまってます。どうすることもできないので、表面からはさみを入れ、じょきじょきと切りながらさばいていきます。
私の場合は、親株のうちの一本はすでに枯れてましたし、一本は半分根腐れを起こしてました。上の方は元気だったので、今のうちに処理しておいてよかったです。根腐れを起こした親株は、上の茎だけ取って、あとはさよならしました。今までありがとう。
ちゅか、花が咲いたのはこのことかもね。もうすぐ俺は死んでしまうから、新たな生命の誕生を目指して開花、受粉しようとしたのかも。花が咲いたのは、この親株でしたから。なーんだ、幸せを告げてくれたんじゃなかったのかww 飼い主よ、わしをなんとかすれ!っていう催促ってことかww
7. 4本あった親株が2本になったところで、観葉植物植え替え用の土を下に敷いた植木鉢に戻し、上からさらに同土をかぶせ、上から押し固め、完了したところで、水をやります。
これも、肥料はやらず、日の当たらないところに保管。
8. 茎の切り口は、殺菌剤を塗っておきますよ。ここから新芽が生えてくるそうです。ほんまかなあ。どきどき。
見よ!このすっきりした姿!最初のジャングルと大違い!!
でもまだまだ長い。株を短くするのは高等テクニックなのでまた今度ね。
葉のついた茎、親株を処理できたところで、茎を大幅に短くしたわけなので、とうぜん、その途中の茎が相当余って参ります。これで増やしてやろうという魂胆です。c. ですね。
9. 15〜20センチくらいの長さに切り、上端の切り口は、やはり傷薬を塗っておきます。下端は斜めに切ります。これらを水につけておきます。
このまま一日放置して、土に植えるやり方と、このまま根が出てくるまで水耕栽培するやり方があるそうですが、私はこのまま水耕栽培してみようと思います。
うまくいくかなー。9年間ずっと見守ってくれた室内観葉植物なので、さらに元気になってまた再び大きくなって欲しいです!!
さて、そんな幸福の木ですが、もう壁際でなければ、自立さえできないほど伸びていますので、さすがにこのまま放っておくのも危険。そこで、植え替えることにしました。植え替えは、5月〜6月がいいとされてますので、まさに今。
しかし、ネットで検索してみても、専門用語ばかりでよくわかりません。挿し木?取り木?茎伏せ?管挿し?なんのこっちゃ?わかるかーそんなもん!!
私のしたいのは、単に身長を下げたいだけ。これ以上増えても置き場所に困るので、増やしたいわけじゃないんです。いったいどうすれば。。。
というわけで、園芸店に行って、詳しく聞いてきました。そして実行。
買ったきたものは、水苔、植木鉢、植木鉢の皿、植え替え用の土、そして、傷口殺菌剤。用意するものは、スコップ、茎を切る枝きりばさみ。
ネット上の情報で決定的に分からなかったのは、三つの情報が混乱してたこと。実際にやってみて初めてわかりました。
a. 葉のついてる茎の処理
b. 親株の処理
c. その途中の茎の処理
この三つが混乱してたので分からなかったんですね。それぞれを分解して考えると、難しくはなかったです。
1. まずは買ってきた水苔をバケツに入れ、ぬるま湯で戻します。
2. 親株からにょきっと茎が出てるわけですが、この茎が恐ろしく成長し、長くなってたわけです。
この伸びた茎を、ばっさり切り落とします。
葉のついてる部分から30センチ下を切ります。親株から生えてる茎はたくさんありました(3つの親株から8本)。すべて切ってしまわずに、そのうち身長が低めの3本だけ親株に残しておき、あとは切ってしまいました。
ここで、親株は放置しておいて、a. 葉のついた茎の処理に取りかかります。
3. 葉を大幅に切り落とします。先が枯れてる葉はもちろん、下の方から躊躇せずに葉を落としていき、最初の三分の一くらいまで切っていきます。というか、上の方の新芽だけを残し、あとは切って落とすくらいの勢いです。葉を落とすと、茎の部分が長くなりますが、葉から下30センチを目安に短くします。
4. 戻しておいた水苔を軽く絞り、植木鉢の底に敷きます。切った茎の切り口に水苔を巻いて強く固め、植木鉢へIN。植木鉢には1〜2本の茎を入れ、周りをさらに水苔で固め、茎が傾かないように上から押し固めます。
これで葉のついた茎の処理は完了。植木鉢3個分になりました。これは日の当たらないところに保管し、根が生えてきたら、後日、土に植え替えるそうです。1〜2ヶ月で根は生えてくるそう。それまで、水やりは最小限にとどめ、肥料もやってはいけない、とのことです。
きれいな鉢植えに見えますが、まだ仮です。
つぎに、b. 親株の処理です。ついでに植え替えます。
5. 植木鉢から引っこ抜きます。植木鉢を横に向け、株を上下に揺らしながら抜きます。なかなか抜けず、たいへんでした・・・。おそろしく根をはってましたから・・・
6. 根をほぐします。といっても、強力な根っこは完全に植木鉢の形で固まってしまってます。どうすることもできないので、表面からはさみを入れ、じょきじょきと切りながらさばいていきます。
私の場合は、親株のうちの一本はすでに枯れてましたし、一本は半分根腐れを起こしてました。上の方は元気だったので、今のうちに処理しておいてよかったです。根腐れを起こした親株は、上の茎だけ取って、あとはさよならしました。今までありがとう。
ちゅか、花が咲いたのはこのことかもね。もうすぐ俺は死んでしまうから、新たな生命の誕生を目指して開花、受粉しようとしたのかも。花が咲いたのは、この親株でしたから。なーんだ、幸せを告げてくれたんじゃなかったのかww 飼い主よ、わしをなんとかすれ!っていう催促ってことかww
7. 4本あった親株が2本になったところで、観葉植物植え替え用の土を下に敷いた植木鉢に戻し、上からさらに同土をかぶせ、上から押し固め、完了したところで、水をやります。
これも、肥料はやらず、日の当たらないところに保管。
8. 茎の切り口は、殺菌剤を塗っておきますよ。ここから新芽が生えてくるそうです。ほんまかなあ。どきどき。
見よ!このすっきりした姿!最初のジャングルと大違い!!
でもまだまだ長い。株を短くするのは高等テクニックなのでまた今度ね。
葉のついた茎、親株を処理できたところで、茎を大幅に短くしたわけなので、とうぜん、その途中の茎が相当余って参ります。これで増やしてやろうという魂胆です。c. ですね。
9. 15〜20センチくらいの長さに切り、上端の切り口は、やはり傷薬を塗っておきます。下端は斜めに切ります。これらを水につけておきます。
このまま一日放置して、土に植えるやり方と、このまま根が出てくるまで水耕栽培するやり方があるそうですが、私はこのまま水耕栽培してみようと思います。
うまくいくかなー。9年間ずっと見守ってくれた室内観葉植物なので、さらに元気になってまた再び大きくなって欲しいです!!
コメント
コメント一覧 (12)
ネットで検索しましたが、「よくわからぬ!」とイライラしていました。
まさに、「ビンゴ!」と叫びたくなるというか、
かゆいところに手が届くというか、
頭のモヤモヤの霧が晴れるというか、
3つの部分に分けた解説は、お見事でございます。
ほんまにありがとう(*^o^*)
思わずお礼のコメントしてしまいました。
これを参考にやってみます!!
とても分かり易くてこれなら出来そうです。助かりました。
今季節が秋なので来年植え替えをしようと思います。
我が家も天井について何度も上部を切って普通の土の鉢に
入れていました。
それでも大きくなりましたが今回寒くて一番大きいのが
枯れかけ><
困っていたところです。
幸福の木に花があるなんて知りませんでした。
育て方を詳しく書いてくださって有難うございます。
大変、参考になりました。その後もみてみたいです。
樹齢20年超の幸福の木があり、天井まで茂っている状態です。今度引越しするのに、どうやってトラックに載せたものかと思っていました。
「幸福の木」だけに、捨てたり枯らしたりしたくないですもの。
嬉しいです。
20センチほどだった幸福の木が25年で天井についてしまって、どうしようか悩んでいました。25年も我が家を見守ってくれてる幸福の木です。まだまだ生きて欲しい。
5月にやってみます!
ありがとうございます。
ながい間頑張っていますが、我が家も花が咲いたら娘に男の子が生まれました。
流産してから5年も妊娠しませんでした。
その木は高くなり天井の高い我が家でも駄目で上の方を切っています。
花が咲くのを知っている専門家も今までに居ませんでした。教えて頂き感謝しています。